上海で簿記を教える講師深野のブログ

上海で会計を基礎から学べる教室、SVS会計スクールを運営する講師のブログです。日商簿記3級講座(全15回コース)。「ビジネスで使いたいから、実践的なものを手っ取り早く学びたい」といった方。間違っています。基礎をしっかり学習しないと結局、何も理解できません。まずは、日商簿記3級です。初回無料体験レッスン受付中。お問い合わせ ⇒⇒⇒ svsboki(at)gmail.com メールサーバが原因なのか、最近、送受信ができないことがあります。問合わせしたのに返信がない場合は、186-1632-3800まで

受講生の声 決算書の読み方講座 7月受講 M.Iさん 女性

 

受講後の正直な感想をお願いします。

 

7月受講 M.Iさん 女性

 

・BS、PL、CFの構造など、表面的な説明は本などで読んでだことのある人も多いと思いますが、

一歩踏み込んだ解説や、実際の帳票を見ながら実際手を動かして計算しながら理解できる部分が

 講座の価値あるところだと思いました。

 

・朝日ビールと青島ビール、ANAと東方航空、パナソニックとハイアールの比較

 実際のBS、PL、CF計算書を見ながら計算し、指標を使ってみると、これまで本で学んだ平たい知識だったものが

 実際に使える立体的な知識になるので良かったです。どれもなじみのある会社ばかりなので、

 イメージと実際の財務状況を比べてみるという意味でも興味を持てる内容でした。

 (ちょっと駆け足でしたが、ここが本を読むことで得られない講座の価値だと思うので、

 もう少し時間をかけても良いかなと思いました。)

 

・日本と中国のPLの違い

 こちらで働いている人は、中国式のPLを見ることが多いと思うので、とても役立ちました。

 日本の知識と中国の知識を対比して同時に得られることは少ないにも関わらず、実は実務上一番必要な部分だったりするので、

貴重だと思います。日本の営業利益と中国の営業利益の違い、営業外・特別損益に入る項目の違いなど、分析する際重要な違いだと思いました。

 

・勘定元帳が読めるかどうか

 これも実際どこの会社でも作ってそうな月次費用データと用友の帳票を関連させた説明で、

中国での実務にすぐに使える知識なのでよかったと思います。

 財務諸表や財務分析と簿記のつながりはやったことのない人間にとってすごく理解しにくいので、

 このあたりをじっくり説明してもらえると、「役に立つ感」が更に強くなると思います。

  

・財務3表のつながり 

これも本を読むだけだと分かりにくいので、一つ一つの取引が簿記を通じてどのように財務諸表になっていくか、 

それぞれの表がどうつながっているのか、実際に手を動かしてみると良く分かるので面白かったです。

 (これももう少し時間をかけていい部分かと思います。)