会計検査院が、民間人を起用
先日の日経新聞。
そもそも会計検査院とは・・・
日本の行政機関の一つで、憲法上の独立機関です。
国の収入収支の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、
内閣は次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に
提出しなければなりません。(憲法90条)
立法(国会)、行政(内閣)、司法(裁判所)の三権から
独立した機関。それが会計検査院。
新聞記事の事例を少し見てみますと、
独立行政法人を検査していた調査官は、自身がメーカー技術畑の
出身で特許出願の経験があり、それを生かして外部に支払って
入る業務委託費の二重払いを指摘したそうです。
その額にして、約2700万円のムダ発見。
監査法人出身の公認会計士がいたり、民間の競争社会で活躍してきた
つわものがそろっているようです。
2009年から開始して3年、2012年には任期を終えるようです。
任期3年の間、彼らが指摘したのは2010年度決算までで計10件、
総額約173億円だそうです。、一定の成果を上げたのだと思います。
以前、会計検査院を取り上げたドラマがありました。
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