中国全国協商委員で蘇寧電気の代表張近東氏が、EC業者が税金逃れをしていることについて言及し、厳しく取り締まるべきだと提起した。
現状、ネットショッピングでは「発票を発行しなければ納税しなくてよい」という風潮になっており、一般小売店が不利な状態になっていると指摘。EC大手のタオバオだけみても、脱税額は昨年350億元に上り、EC業全体では1000億元に上るとされている。
矛先を向けられたタオバオは、徴税には反対しないが、現状94%の出店者が納税義務が免除される年間24万元の売上以下であり、条件を満たす出店者はすでに納税していると反論した。